祭りのあとにツッコミを。

ジュリー祭りのレポに完全な出遅れを感じつつとりあえず置いといて今週ドーム後にあったことを…

渡辺えりさんジュリー祭りを語る。
はなまるマーケットに渡辺さんが出ていました。
熱く語っておられました。いやあ・・・めっちゃ笑ったwサインボールをキャッチするため、おっちゃんにタックルされても負けなかった渡辺さんよりもどちらかというと何度もタックルしようと思えたおっちゃんの勇気に拍手を送りたいと思います。
好きな歌、タイガースか70年代前半の歌かなと思いましたが、「ストリッパー*1」「六番目のユウウツ」を挙げていたのが意外でした。

私東京ドーム終演後にロビーで渡辺さんお見かけしたんですよねぇ。私は友達に電話をしていて、渡辺さんもどこかに電話されてました。そのときリュックにあのサインボールが入っていたのだと思うと「見せてください」と言わなかったことが非常に悔やまれます。


●母がジュリーの記事が掲載されてる週刊誌を買ってきました。
写真いっぱいなのはいいんだけど89年で止まってるのがなんともいえないなあ。ふだんあんまり週刊誌読まないのですがあんなに情報量が多いのにどうでもいい情報しかなくて笑った。(あっ、でも鍋特集のとこはしっかり読んだw

江國香織さんの感想が掲載されてました。江國香織さんは結構好きで中学生高校生の頃に短編をよく読んでました。直筆でちょっと読みにくかったので文章起こしてみます。(実際は縦書き)

いいものを見た。三時開演、九時半終演(途中、休憩は三十分のみ)だったジュリーのコンサートは、ゲストなし、トークもほんのすこしだけ、で、ひたすら聴かせてくれるものだった。惜しげもなく、次々繰り出された曲の数は八十。私は信じられなかった。半分はよく知っている曲(タイガース時代の名曲が幾つかと、ソロになってからの爆発的なヒット曲があれもこれも)、半分が最近の曲で私は初めて聴くものだったのだけれど、その両方がおなじように新鮮で、おなじようにエナジェスティックだったから。
 すべての曲を、ジュリーは美しく誠実に、完璧に歌った。あれだけ動いても声が乱れないばかりか、かつてより豊かにのびやかになった気さえした。ほんとうに、すばらしいものを見たと思う。音楽への愛と信頼にみちみちたライブで、ジュリーの声は、甘く透明なシロップの川になってドーム中をみたした。
彼の衿持を見た気がする。

*1:これからやる自分のライブでも歌うそうです